韓国政府奨学金(KGSP)について
ご無沙汰しております!
大学院生活が始まって早くも1か月経ちました。
1週間がとっても早く感じる日々を過ごしています。
さてさて、今回はずっと先延ばしにしていた
事前にTwitterで質問をお受けしたので、そちらもお答えしたいのですが
内容がかなり長くなってしまうので、Q&Aは別の記事に書きます!
※支援内容や応募書類についてはGoogleで「韓国政府奨学金」と検索すればトップに出てきますので、そちらで確認してください!
*韓国政府奨学金~大学院進学を決めた経緯と時期~
私は2019年卒で中堅メーカーに就職し、韓国営業を担当していました。
もともと仕事で韓国に携わりたくてこの会社に就職したものの、
自分の予想していたものとは何か違うな、仕事に対して興味や向上心が全く湧かないな…と紋々とした日々を送っておりました。
積もり積もって一番精神的にしんどかったのが2019年の12月。
毎日会社に行くのが嫌すぎて、もう本当にしんどかったんです。
そこである日突然思い立ちます。
「よし、政府奨学金に応募しよう。」
都営三田線のぎゅうぎゅうに押し込められた車内でwwwww
そもそも韓国政府奨学金の存在は大学時代から知っていました!
そして大学院に行きたいなという思いも、交換留学終わった後からずーっと秘めていました。
でも新卒で一回働いてみたかったし、9月入学となると大学4年の3月に応募して落ちたらニートじゃん!という焦りから卒業後すぐには応募しませんでした。
そして私は大学在学中にもJASSOの奨学金を貸与していたため、
自費留学など絶対にできません。家族にも頼れません。
なので、ここは政府奨学金に落ちたらすっぱり諦めることが前提です。
そんな覚悟で書類の準備を始めました。
*韓国政府奨学金~書類準備について~
こんな状況ですので、他の応募者様たちは早い方だと1年前から書類準備すると聞きましたが
私は働きながら3か月で書類完成させました!('◇')ゞ
これは自慢でもなんでもなく、今年の応募はもう遅いかも…と心配している方がいたら
人間やればできる!大丈夫さ!!とお伝えしたいだけです☺
前回の記事でも書きましたが、私は
韓日共同高等教育留学生交流事業の選考もあったため、
そちらの書類は1か月で完成させました(笑)
↓韓日共同高等教育留学生交流事業についてはこちら
気になる方がいるかは分かりませんが、各書類について
ざっとこんな内容で提出しました。
*GPA
KGSPはGPAのスコアパーセンテージが80%以上が応募条件になっていますが
私は3.51/4.00で100%換算すると90%でした。
高いに越したことはないかと思いますが、80%ぎりぎりでも合格した方も
いるそうなので、とりあえず超えていれば大丈夫かと思います!
*自己紹介書
私は翻訳専攻が第一希望だったので
・なぜ、いつ韓国語に興味を持ち勉強しはじめたか。
・今までどうやって韓国語を勉強してきたか
・交換留学中は何を勉強していたか
(語学堂で最優秀成績賞を受賞したこともアピっておきました)
・なぜ大学院進学をしたいのか
・この奨学金を応募した理由(経済的に自費での進学が難しいこと)
日本語の書類もほぼほぼ同じ内容で提出しました!
*学業計画書
学業計画は私の場合、翻訳専攻と韓国語教育専攻の二本立てで
出願したので、すごい曖昧なことしか書けませんでした!💦
※翻訳が第一希望ですが、韓国の一般大学院で翻訳を専攻できるのは全国に2校しかありません。
その代わりどの専攻に行っても達成したい目標を書き、
日本人として韓国語に向き合うなかで学びたいことを書きました。
*卒業後の進路について
一言でいうと、「起業します!」と書きました。
大学時代に卒論の事例で韓国の私立図書館でインタビューをしたのですが
そこで出会った方々や空間が私にとって大きな影響を与えてくれたので
自分もそういった空間を作りたい!と書きました。
*韓国語または英語の語学能力試験証明書
私はTOPIK6級の合格証だけ提出しました。
英語については一番最近受けたTOEICのスコアが650点くらいだったんですが
逆に不利になるんじゃないかと思って、出しませんでした💦
英語で授業受けるつもりがないなら、提出しなくても平気だと思います。
*推薦状
他の書類は自分の力でなんとかできますが
推薦状だけは教授に頼まなければいけないので、早めに準備しましょう。
私は大学時代のゼミの先生と、大学時代に学内の奨学金応募するときに推薦状お願いした先生にお願いしました。
どちらの先生も社会学部の教授ですので、韓国で専攻する分野には全く関係ありません。
推薦状の内容は、完成版を見せていただいていないのですが
・応募者の性格や、教授との関係について
・応募者が奨学金を受けて学ぶのに値する学生である理由
こんな内容で書いてくださったと思います。
*書類審査で何が重視されるか
これはあくまでも個人的な考えですが、
一番見られているのは
・韓国で2年間何を学び、それをどのように還元したいのか
・この奨学金をどうしてももらいたい!という熱意があるか
この2点かと思います。
1年という時間を要して書類を準備された方は、
自分が2年間支援してもらいながら何を成し得たいのかを
じっくり突き詰めて考えていらっしゃったんだと思います。
ただ単に韓国に住みたいから、という理由だけでは合格は難しいのかなと思います。
*韓国政府奨学金~面接について~
本当に申し訳ないんですが、面接時の質問をどこにメモしたか思い出せず…😿
うろ覚えですが書きたいと思います。
今年はコロナでオンライン面接になりました。
その日はド平日でしたが、私の面接は夜の7時からだったので
在宅勤務終了後にスカイプで受験しました。
聞くところによると、早い方は午後1時から面接だったそうで
途中に休憩が入ったとしてもかなりの人数面接があったのかなと思います。
私も6時50分くらいからそわそわ待機していたのですが
6時55分くらいに電話が来ました!早い!!
面接官は韓国人の方2名と、日本学生支援機構の方1名でした。
以下質問事項です。
・自己紹介(韓国語)
・大学院で専攻したい分野(日本語)
・交換留学に行っていたと聞いたが、韓国生活で辛いことはなかったか?
あった場合はどのように克服したか。(日本語)
・今会社に勤めているようだが、休職するのか?退職するのか?
卒業後は日本と韓国どちらで働くつもりか。(日本語)
8分程度で終了('ω')ノ
なんか、もっと変化球的な質問がくるとおもったので拍子抜けしました💦
私に興味ないんじゃないか?と思うくらいあっさり終了。
でも無事に受かってました☺
*韓国政府奨学金~大学別審査について~
私は出願した3校はすべて面接なし、書類審査のみでした。
3校中2校合格しました!
翻訳専攻1校と、韓国語教育専攻2校出しましたが
韓国語教育専攻の1校落ちました💦
たぶん本当に韓国語教育学びたいっていう気持ちが見えなかったんだと思います。
自分でもそう思うので異論なし!です。
あと、最終合格の前に健康診断受けなきゃいけないんですが
都内のトラベルクリニックで42000円もしました😿
検査項目もフォーマット送ったらすべて病院側で確認してくれて
英語でも日本語でも完璧に診断書作ってくれましたが高い高い😿
合格までの道のりは、ざっとこんな感じです。
応募を考えている方の参考になれば幸いです☺
一度ここで記事を終わりにします!(3200文字も書いた)
もうPCに向かっているのが首が痛すぎて…
近日中にQ&A書きますので、お待ちくださいませ~!